— 新著紹介 —

「鹿島神傳武術(關文威 著)」が6月22日に杏林書院から発売されました。

平安時代後期から鎌倉時代の百五十年間に鹿島神宮と深く関わってきた國井家。飛鳥時代より鹿島神宮の社家である神官のみに秘伝として伝承されていた鹿島神傳武術の奥儀と神武の本質。師範家十八代 國井善弥師に師事した關文威氏(師範家十九代)が、國井家傳書の記述と鹿島神宮に係わる古文書などの重要な参考資料とを客観的に照合しつつ、“鹿島神傳武術の極意傳の真実”を概説します。 (定価 4700円 ISBN:978-4-7644-1577-5)
— 目次 —

第1章 武甕槌命の神武
 第1-1節 日本武道の淵源
 第1-2節 武甕槌命の神武
第2章 國摩真人の鹿島神傳武術
 第2-1節 武甕槌命の神示 "韴霊の法則"
 第2-2節 武甕槌命の神示 "一太刀"
第3章 鹿島神流之元祖 松本備前守紀政元 常陸源氏國井景継之後助又大与而也
 第3-1節 松本備前守の真実
 第3-2節 國井景継の後助
第4章 上泉伊勢守藤原秀綱 恐神字改神陰而称乎新陰
第5章 小笠原金左衛門尉源長治後号源信斎 兵法熟練而故在入唐更得妙術 "八寸の延矩"
第6章 神谷文左衛門尉平真光 伝言神則心
第7章 國井善弥源道之
 第7-1節 他流派吟味(1)その実体を支える理念
 第7-2節 他流派吟味(2)新陰流
 第7-3節 他流派吟味(3)念流
 第7-4節 他流派吟味(4)その他の諸流
 第7-5節 善弥の修霊、そして公職との決別
 第7-6節 敗戦後の武道教育復活を賭けた勝負…米軍銃剣術との立合
第8章 極意傳の科学
 第8-1節 日本伝統文化としての鹿島神傳武術の形稽古法
 第8-2節 "目付のこと"の科学的真実
 第8-3節 極意傳"吟味のこと"の科学的真実
 第8-4節 丹田の練成、気合と武術技の遣い
 第8-5節 神武における拍子の遣い
 (8-5-1) 拍子の遣い
 (8-5-2) 内拍子ちかい
 第8-6節 鹿島拳法一ツ之法定 "蹴技無用"
 第8-7節 神武極意の真実


  1. 松本備前守紀政元(戦国時代) : 天狗書之次第

  2. 小野清右門平成誠(天明年間) : 鹿島神流兵法目録次第(國井大善源栗山 宛)

  3. 國井善太郎(天保年間) : 棒太刀合之事

  4. 「御存知 剣豪の末裔」、『アサヒグラフ』 1956年2月12日号、10頁

  5. 國井善弥(1964) : 國井家相伝 鹿島神流免許皆伝巻(關文威 宛)

  6. 國井善弥(1964) : 鹿島神流師範家相伝 追而書(關文威 宛)

  7. 東実[鹿島神宮宮司](1968) : 鹿島神宮、学生社、219頁
    <182ページに國井家相伝の鹿島神流も鹿島神宮から発している旨の記述があります>

  8. 關文威(1976) : 日本武道の淵源 鹿島神流、杏林書院

  9. 關文威(1998) : 「技」と「力」と「トランス」、体育の科学 (日本体育学会誌) 48(7), 535-537.

  10. Friday, K. F. with Seki, H.(1998) : Legacies of the Sword.
    The Kashima-Shinryu and Samurai Martial Culture.
    University of Hawai'i Press, Honolulu. 227pp.

  11. にっぽにあ(1999) : ニッポンは武道の国、外務省広報誌
    (すべての国連用語に加えて多くの用語版が入手可、11-12ページに鹿島神流による日本起源の武術紹介があります)

  12. 關文威(2001) : [特別講演] 鹿島神流における武士階級の教育理念、武道学研究 (日本武道学会誌) 第34巻別冊(日本武道学会第34回大会研究発表抄録), 6-7. ← 「師範家緒言」のオリジナルです。

  13. 国田史編纂会 [代表 宮田武雄](平成2年):「国田史」*
    わたひき印刷所(株)[水戸市城東1丁目5番21号]、478頁。
      第4章 武家社会の展開(65−71頁)
       第1節 鎌倉時代の國井氏 
       第2節 南北朝の騒乱と國井氏の滅亡 

    *: 茨城県国田村

  14. 關文威(指導・監修): 「日本武道の淵源 鹿島神流」
    1. 剣術編(第一巻〜第三巻)
    2. 抜刀術編(第一巻〜第二巻)
    3. 薙刀術編 
    4. 槍術・杖術・手裏剣術編
    5. 柔術編(第一巻〜第三巻)
    6. 棒術編
    <蓋世企画 (VHSビデオテープ 全11巻)>

  15. 關文威(2009) : 鹿島神傳武術、杏林書院

  16. Seki, H. (2013): "Ethics in the Traditional Martial Art of the Kashima Grand Shrine and in the Bible".
    Eubios Journal of Asian and International Bioethics. 23(5), 158-160.


<武道連盟関連資料>

当連盟顧問である矢作幸雄宮司の活動のご紹介として、以下の資料を転載します。


2014年4月1日 更新